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Dog Training Bloom
わんちゃんのようちえん

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2019年03月30日 [トレーニング]

看板犬(見習い)陽−ひなた−の成長日記

川崎市高津区のわんちゃんのようちえん Dog Training Bloom(ブルーム)園長の花井です。

昨日プロ野球が開幕しましたね。
私はDeNAベイスターズファンなので横浜スタジアムに観戦に行きたいのですが、なかなか時間が
取れそうもなくしばらくはテレビやネット観戦になりそうです。( ノД`)

さて、前回のブログでトレーニングの際には手の合図=ハンドシグナルで指示を出すと書きましたが、
それは何故でしょうか?
「おすわり」と言えば座るし、「ふせ」と言えば伏せるから言葉の指示で教えられるはずと思った方もいらっ
しゃるかと思いますが、基本的にワンちゃんは非言語動物なので言葉は分かりません。
では、何故言葉の指示で反応が出来るのかと言いますと、「おすわり」と言う言葉と座った行動を結び付けて
それが正解と学習をしているからです。
そしてその行動を引き出すのが、ハンドシグナルとなります。
先述しましたが、ワンちゃんは非言語動物なので言葉は分からず人の行動を見て学習をするので、まずは
ハンドシグナルで「おすわり」の行動を教えて、それからその行動に「おすわり」と言う言葉をつけて
いきます。
そうすることによって「おすわり」(と言う言葉)=座る事と学習をします。
ですので、人間からしてみると「おすわり」=座る事なのですが、ワンちゃんにしてみれば座る行動の合図で
しかありません。
良く見る光景として、ワンちゃんに「おすわり」を教えてみてくださいと伝えると一生懸命「おすわり」、
「おすわり!」、「おすわり!!」と「おすわり」と言う言葉を連呼してなんとか座らせようとする状況が
あります。
人間の頭の中には「おすわり」がどのような行動かがインプットされているので、犬はおすわりが出来るものと
思いこんで指示を出し続けますが、犬からしてみれば「何をそんなに騒いでいるの?」程度に考えているかも
しれません。
「犬は何も教えなくても座れるでしょ?」と思った方もいるかもしれませんが、確かに座る姿勢は取れます。
ただ、それは誰かに教わった行動ではなく、生得的行動と言われるものの一つです。
子犬が生まれた瞬間に鳴いたり、母犬の母乳を飲みに行ったりするのは誰かに教わったわけではなく生まれ
ながらにして持って(得て)いる行動で、おすわりもその行動の一つです。
その姿勢に人間が後付けで「おすわり」と言う言葉をつけたと言うことになります。
ワンちゃんに何か教えたい時は、人間の先入観は捨てて「何事も出来なくて当たりまえ」と言う姿勢で臨んで
みてください。
出来なくて当たり前と分かっていれば、せっかく教えているのになんで出来ないの?とイライラすることもなくなると思います。

私もそうでしたが、おぼつかないなりにもトレーニングをしてワンちゃんがその指示を出来るようになってくる
ととても嬉しかったので、コミュニケーションを取る意味でもワンちゃんと楽しみながらトレーニングをして
みてくださいね。

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